しつこい営業電話の断り方は?法律は?すぐに使える例文30選

しつこい営業電話の断り方は?法律は?すぐに使える例文30選

今回の記事では、私たちの日常にしばしば介入する営業電話の悩みや対処法を中心にご紹介します。

  • 営業電話の断り方は?
  • 何度断っても、しつこい営業電話は法律的にどうなの?
  • 電話で断る時のコツや対策はある?

法律の範囲内で、どのようにこれらの電話を断るか、または法的措置が可能かどうかを解説します。ビジネスシーンからプライベートまで、即実践可能な断り方の例文を5つ提供し、それでも解決しなかった場合のために、営業電話に悩んだときの相談窓口も紹介します。

そもそも営業電話とは?法律ではどうなの?

営業電話は、商品やサービスの販売を目的として企業や個人に電話をかける行為です。この営業方法は、特定商取引法によって法的な枠組みが設けられています。法律は、消費者を保護する目的で、不当な営業手法を禁止し、事業者に対して様々な義務を課しています。

よくある営業電話の例

営業電話の一般的な例には、保険の提案、新製品の紹介、サービスの更新通知、特別な割引やキャンペーンの案内などがあります。

これらの電話は、新規顧客獲得や既存顧客の維持、アップセルやクロスセルを目的としています。

しかし、これらの営業手法は、過度にしつこい場合や不適切な情報提供を行う場合、法律に違反することがあります。例えば、事実と異なる情報を提供したり、商品の購入を強要するような言動は特定商取引法によって禁じられています。

時間帯や定休日の営業電話は法的にどうなのか?

法律では、消費者が迷惑と感じる時間帯に営業電話をかけることを不適切と見なしています。

具体的な時間帯は特定商取引法には明記されていませんが、一般的には夜間や早朝、定休日にかける営業電話は避けるべきです。参考として、午後9時から午前8時までの時間帯に営業電話をかけることは避けるべきとされています。

さらに、先方の業種や業界の繁忙期に配慮することも重要です。たとえば、月末や年末年始は多くの企業で忙しく、営業電話に対応する余裕がないことが多いです。

しつこい営業電話は法律で問題では?

しつこい営業電話は法的に問題があります。特定商取引法では、消費者が一度契約を拒否した後の再勧誘や、事実と異なる情報を提供して契約を締結させる行為、脅迫や困惑させる行為を禁止しています。

これに違反すると、業務改善指示や業務停止命令、さらには業務禁止命令といった行政処分を受けるリスクがあります。また、消費者が通常必要とする量を大幅に超えた商品を売りつける行為も禁止されており、そのような契約は消費者によって1年間は解除が可能です。

このように、営業電話は潜在的な顧客との関係構築には有効ですが、法律に則った適切な方法で行うことが重要です。適切な情報提供、時間帯や頻度の配慮、そして消費者の意思を尊重することが法律遵守の鍵となります。

しつこい営業電話を断るために意識すること

しつこい営業電話に効果的に対処するには、状況を正確に把握し、適切な断り方を身に付けることが重要です。営業電話はしばしば、依頼側の必死の営業努力として行われます。しかし、受ける側にとっては業務の妨げとなり得るため、丁寧かつ断固とした対応が求められます。以下の点に注意して、営業電話を上手に断りましょう。

  1. 相手に話す時間を与えない
  2. 相手の言葉に流されない・耳を傾けない
  3. 繰り返し同じフレーズで断る
  4. 二度と営業電話をかけたくないと思わせる

これらのポイントを意識することで、迅速かつ効果的に営業電話を断ることが可能です。

相手に話す時間を与えない

営業電話では、相手に話す時間を与えず、早い段階で断ることが重要です。

営業担当者は話術に長けており、話が長引くと断るタイミングを見失いがちです。まずは「恐れ入りますが、どのようなご用件でしょうか?」と切り出し、具体的な内容を聞いた上で、必要がない場合は迅速に断りましょう。

相手の言葉に引き込まれないよう、初期段階で用件を明確にし、必要性がない場合はすぐに断る姿勢が大切です。

相手の言葉に流されない・耳を傾けない

営業電話の断り方のコツは、相手の言葉に流されず、自分が主導権を握ることにあります。

営業担当者は警戒されないように共通点や親近感を感じさせる話をする傾向があるため、注意が必要です。

用件をはっきりとさせるために、「具体的にどのようなご用件でしょうか?」と質問し、必要ないと判断したらはっきりと断りましょう。

繰り返し同じフレーズで断る

営業電話には、繰り返し同じフレーズを使って断る方法が有効です。

例えば、「一切興味がありません」・「非常に迷惑です」・「一切お断りするようにと言われておりますので」といったフレーズを何度も繰り返し用いることで、相手に明確な拒否の意志を示すことができます。

このように断固とした態度で一貫して断ることで、営業担当者も再度のアプローチを諦めやすくなります。

繰り返し同じフレーズは相手のストレスになる

何を言っても同じフレーズで返されると、ストレスになります。電話営業をしている営業マンも人間ですので、ストレスや感じる相手との電話は早めに切り上げたいと感じるでしょう。

二度と営業電話をかけたくないと思わせる

営業電話を断る際には、相手が二度とかけたくないと感じるような対応をすることが効果的です。

これには、「必要な場合はこちらからお電話しますので、今後のご連絡は不要です」といったフレーズが有効です。この方法は、相手に対して今後の連絡の必要性がないことをはっきりと伝えることで、余計な営業電話を防ぐことができます。

以上の方法を駆使することで、しつこい営業電話に対して効率的かつ礼儀正しく対処することが可能です。

しつこい営業電話の断り方と例文

しつこい営業電話の断り方を学ぶことは、ビジネスシーンにおいて重要です。適切な断り方は、時間の節約だけでなく、会社の印象を守る上でも役立ちます。ここではビジネスシーン、プライベート携帯、夜間や休日の個人携帯への営業電話への対処法を詳しく解説し、実用的な例文も提供します。

①ビジネスシーン・職場の場合

職場での営業電話への対応は、プロフェッショナリズムを示す機会です。初めに、電話の目的を明確にすることが重要です。「恐れ入りますが、どのようなご用件でしょうか?」と尋ねることで、話の主導権を握ります。

また、以下のような例文を用いてキッパリと断ってあげましょう。

職場で使える例文
  1. 「申し訳ございませんが、現在そのような商品やサービスには興味がございません。」
  2. 「ありがとうございますが、今のところ新しい提案を受け入れる余裕がありません。」
  3. 「ご提案いただき感謝しますが、現在は既存の取引先とのみ業務を進めております。」
  4. 「お時間いただきありがとうございます。ただ、今はそのようなサービスの導入を考えておりません。」
  5. 「大変興味深い内容ですが、残念ながら今はそれに対する予算がございません。」
  6. 「ご提案いただきありがとうございます。しかし、社内での検討の結果、今回は見送らせていただきます。」
  7. 「そのようなお話はありがたいのですが、現在は他のプロジェクトに集中しております。」
  8. 「興味深いご提案をいただき、感謝します。しかし、今は新しいサービスの導入を検討していない状況です。」
  9. 「ご連絡いただきありがとうございます。ただ、その分野については専門外であり、適切な判断ができかねます。」
  10. 「貴重な情報をいただき、ありがとうございます。今後の参考にはさせていただきますが、現時点での導入は困難です。」

また、営業電話を断る際には、常に丁寧かつはっきりとした態度で対応することが重要です。

これにより、会社のイメージを保ちつつ、無駄な時間を節約できます。

②プライベート携帯にかかった場合

プライベート携帯にかかってきた営業電話への対応では、はっきりと断ることが鍵です。「現在、そのようなサービスには興味がありません」と明確に伝えることで、営業側も再度のコンタクトを試みにくくなります。プライベートな空間であるため、個人的な理由で断ることも効果的です。

プライベートで断る例文
  1. 「失礼ですが、現在そのようなサービスには興味がございません。」
  2. 「現在は新しい提案を検討する余裕がありませんので、ご了承ください。」
  3. 「申し訳ありませんが、今はそのような商品やサービスに投資することはできません。」
  4. 「お話を伺いましたが、残念ながら興味を持てませんでした。」
  5. 「ご連絡ありがとうございますが、私の方から連絡することはないと思います。」
  6. 「金銭的に難しいので、今は遠慮します。」
  7. 「不要です。失礼します。」(話を聞かずに切る)
  8. 「今は忙しいので、また後で連絡します。」(具体的な約束をせずに切る)
  9. 「そのようなサービスは必要ありません。」
  10. 「申し訳ありませんが、今はそのような話には時間を割けません。」

重要なのは、断固とした態度を示すことで、再度の連絡を防ぐことです。

③夜間や休日に個人携帯へかけてきた場合

夜間や休日に個人携帯にかかってくる営業電話には、特に断固として対応する必要があります。このような時間帯に営業電話をかけること自体がプライバシーの侵害であり、不適切です。

休日や夜間に電話がかかってきた場合
  1. 「申し訳ありませんが、今は私の時間を過ごしているところです。興味がありませんので、お断りします。」
  2. 「現在休日を過ごしており、ビジネスの話は聞けません。ご理解ください。」
  3. 「夜遅くに申し訳ありませんが、この時間帯の営業電話はご遠慮願います。」
  4. 「お時間いただきありがとうございますが、プライベートな時間は邪魔されたくありません。」
  5. 「勧誘ありがとうございますが、夜間や休日にビジネスの話をするつもりはありません。」
  6. 「今はリラックスの時間を過ごしておりますので、ご連絡は控えていただけますか?」
  7. 「申し訳ないですが、休日は家族と過ごす時間です。興味があれば自分から連絡します。」
  8. 「現在、オフの時間を過ごしています。ビジネス関連の連絡は平日のみにしていただけますか?」
  9. 「夜間にビジネスの話をすることには興味がありません。ご了承ください。」
  10. 「今はリラックスしている時間なので、ビジネスの話は聞けません。ご理解ください。」

しかし、休日を理由に電話を断ると、再度平日に営業電話がかかってくる可能性があります。

このように、シーンに応じた断り方を理解し、適切に対応することで、営業電話による時間の浪費やストレスを軽減し、自身の時間を守ることができます。

営業電話に悩んだり困ったら相談すべきところ

営業電話によるトラブルや悩みは、多くの人が経験する問題です。特に、強引な勧誘や誤解を招くような内容のものは、適切な相談先に連絡することが解決への第一歩となります。ここでは、営業電話に関する問題に対処するための主な相談先を紹介します。

消費生活センターの消費者ホットライン

引用元:消費者ホットライン

消費生活センターの消費者ホットライン(電話番号:188)は、悪質な営業電話や迷惑な勧誘に関する相談を受け付ける重要な窓口です。このホットラインは、消費生活に関する一般的な苦情や問い合わせに対応し、必要に応じて具体的な助言や解決策を提供します。

消費生活一般
  • 先物取引を含め、消費生活全般に関する苦情や問合せは
    消費生活センター 消費者ホットライン
    電話 188番(地方公共団体が設置している身近な消費生活センターや消費生活相談窓口を御紹介します。)
引用元:消費者ホットライン啓発資料

電話番号は188番で、地方公共団体が設置している身近な消費生活センターや消費生活相談窓口への案内も行っています。

金融商品や先物取引の勧誘は以下の窓口

引用元:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_005/contact

金融商品や先物取引の勧誘に関しては、特定の専門機関に相談することが推奨されます。以下がそれぞれの相談窓口となります。

<工業品・農産品>
  • 金、原油などの商品(工業品)の先物取引に関する問合せや苦情の情報提供については、
    経済産業省 トラブル110番 電話 03-3501-1776
  • 大豆などの商品(農産品)の先物取引に関する問合せや苦情の情報提供については、
    農林水産省 トラブル110番 電話 03-3502-8270
  • 商品の先物取引に関する個々のトラブルへの対応(あっせん・調停)については、
    日本商品先物取引協会・相談センター 電話 03-3664-6243
金融商品
  • 為替などの金融商品の先物取引については、
    金融庁 金融サービス利用者相談室
    電話(ナビダイヤル)0570-016-811 FAX 03-3506-6699

海外からの迷惑電話

引用元:https://www.ntt-east.co.jp/info/detail/230829_01.html

海外からの迷惑電話に対する対策としては、まず電話番号の確認が重要です。NTT東日本では、外国からの迷惑電話に関するご相談窓口を用意しておりますので、そちらを利用すると良いでしょう。

外国からの迷惑電話

迷惑電話対策センタ

電話 0120-325-263

平日・土日祝日9:00~17:00(年末年始除く)

営業電話に関連するトラブルは、適切な相談先への連絡によって解決に向けた一歩を踏み出すことが可能です。特に、金融商品や先物取引の勧誘には専門の相談窓口が存在し、適切な対応策を提供してくれます。また、消費生活センターの消費者ホットラインは、消費生活に関する幅広い相談に対応しており、迷惑電話の問題にも役立つ情報を提供してくれます。

まとめ:しつこい営業電話の断り方と法律面の対処法

この記事では、しつこい営業電話への効果的な断り方から、法律に基づく対処法までを網羅的に解説しました。

例文を活用して、迅速かつ適切に対応する方法を学び、不快な営業電話に対する自己防衛策を身に付けましょう。

また、法的な側面を理解することで、より確固たる立場で営業電話に対処することが可能になります。

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